「ルイス島のチェス駒」はスコットランドのルイス島で発見された12世紀の文化遺産です。こちらのレプリカはルイス島のチェス駒を収蔵・展示しているスコットランド国立博物館が制作しています。
ルイス島のチェス駒のレプリカは数多く流通していますが、再現度の高さにおいてこのレプリカを超えるものは存在しないでしょう。なぜなら、このレプリカは博物館に収蔵されている本物の3Dスキャンデータを元に製作されているからです。セイウチの牙で作られている本物の質感に近い仕上がりは、レジン(樹脂)を使うことによって実現しています。さらにこのレプリカでは、手にずしりと来る重さ(キング1体で130g)も相まって、よりリアルに本物を想像することができるでしょう。
ルイス島のチェス駒は現代の一般的なチェス駒とは異なり、横に広がりのあるデザインとなっています。一番大きい駒(キング)の底部は5cmですので、チェス盤と合わせるのであればそれより大きいマス目のものが合います。合わせるチェス盤がない場合はスコットランド国立博物館や大英博物館の展示と同じく、駒だけ並べてインテリアとして飾っておくのも良いでしょう。
~ルイス島のチェス駒(Lewis Chessmen)~
スコットランド北西部アウター・ヘブリディーズのルイス島で1831年に発見された78個のチェスの駒。制作年代は12世紀と推定され、一部を除いてセイウチの牙から作られています。元の組み合わせは不明ではあるものの、中世のものとしては珍しく、全ての種類の駒がそろって発見されています。現在、大英博物館が67個、エディンバラのスコットランド国立博物館が残りの11個を収蔵、展示しています。
世界的に有名なテレビや映画で劇中道具として使われており、中でも『ハリーポッターと賢者の石』に使われたことで一躍脚光を浴びました。近年では海外ドラマ『ウォーキングデッド』にも登場しています。前述した両博物館の目玉展示物で、日本で開催された大英博物館展でも一際注目を浴びました。
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