「レオニダス」は映画や「スパルタ」で有名なテルモピュライの戦いをテーマにした、セラミック(陶器)のチェスセットです。
テルモピュライの戦いは紀元前480年、テルモピュライでスパルタを中心とするギリシア軍とアケメネス朝ペルシアの遠征軍の間で行われた戦闘で、テルモピレーの戦いなどとも呼ばれています。
本作品名にもなっているスパルタ軍主将のレオニダス1世は、スパルタの王でありながら兵士とともに圧倒的な兵力差がある戦いに身を投じ、善戦したことでギリシア随一の英雄としてその名を轟かせました。
近年では映画『300<スリーハンドレッド>』でテルモピュライの戦いとレオニダスのスパルタ部隊が取り上げられ、現代世界でも広く知られるようになりました。
その著名な戦いをテーマとするこのチェスセットでは、レオニダス1世やクセルクセス1世といった各軍の主将のみならず、配下の人馬まで史実に基づいた服装や装備でしっかり作られています。駒同様チェス盤についてもギリシャ軍とペルシア軍の戦闘の様子が、まるで彫刻物のようにセラミックの凹凸で見事に表現されています。
▼ギリシャ軍
キング:レオニダス1世(スパルタ王)
クイーン:ゴルゴー(王妃)
ビショップ:ファランクス(密集陣形)隊長
ナイト:馬
ルーク:柱
ポーン:ファランクス兵
▽ペルシア軍
キング:クセルクセス1世(ペルシア王)
クイーン:アメストリス(王妃)
ビショップ:イモータル(「不死隊」ペルシア軍の最高エリート部隊)
ナイト:馬
ルーク:柱
ポーン:弓兵
陶器の性質上、落下等の衝撃で割れてしまうことがあります。取り扱いには十分お気を付けください。
~ARMA~
1994年に設立された、ギリシャのアテネに拠点を置くチェスメーカー。
古代ギリシャやギリシャ神話をテーマにしたセラミックのチェス製品を、熟練の職人が一つ一つ丹精込めて作り上げています。徹底したハンドメイドが特徴で、製作のどの段階においても機械やエアブラシ、その他大量生産のための技術を使用していません。
その仕上がりはまるで古代の建築物やタナグラ人形を彷彿とさせ、壮大なテーマにこの上なく相応しい、底知れぬ力強さを感じられます。
少量生産のためアテネ以外では入手困難ですが、現地ではギフトやお土産として絶大な評価を獲得しています。
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